万が一のトラブルで課せられるペナルティ

給料やボーナスが差し引かれる減給処分

ルートドライバーの求人では、万が一何らかのトラブルを引き起こした場合、それなりのペナルティが課せられます。それらのペナルティのなかでも一般的なものとして挙げられるのが、減給処分です。トラブルの度合いや会社の体制などによって異なってきますが、およそ一か月から半年ほどの間にかけて、給料額の一割から五割程度が差し引かれることになります。トラブルを起こしたという事実は勤務態度や査定などの評価にも響いてくるため、ボーナスの支払い額もカットされます。またこの減給処分に際して始末書を書きますが、これによって将来的な給料の増額や昇進が見送られることもあります。トラブルの大きさ次第では役職を降格させられたりもします。

自宅謹慎や懲戒処分という重いペナルティ

ルートドライバーとしてトラブルを引き起こした際に課せられるペナルティには、自宅謹慎という重いものもあります。これは数週間から数か月、ときには一年近くにわたって会社に出勤することを許可されないペナルティです。ペナルティなので有給とは違い、自宅謹慎中に給料が支払われることはありません。また自宅謹慎よりも重くなってくると、会社を懲戒免職、つまりクビにされることもあります。これはビジネス上のキャリアにも関わってくるようなもののため、独立などの将来的なキャリアプランを考えている方などには避けたいペナルティとなります。そして自宅謹慎や懲戒免職よりもさらに重度のペナルティとして、トラブルそのものに事件性や犯罪性が絡んできた場合、警察に逮捕されることもあるのです。